「面白い人ほど会社を辞めていく」なんてこたない、3つの理由。



会社カウンターエントリーでもないんですが、たまには真っ向からちょこっと。本日イケダハヤトさんの「面白い人ほど会社を辞めていく」3つの理由というエントリーがTL上で話題になってました。

イケダさんは何度かご一緒させて頂いたこともありますし、彼のTLは参考にさせていただいてますし、ほぼ同じ年代(僕のほうが年上ですが・・・orz)。だから真っ向から対抗!したいわけではないんですが、個人的に言いたいことをここに。イケダさんに比べて僕のソーシャルメディア上の影響力は小さいものですが、こういう考え方もあんじゃね?こういうやつもいるぞ!的なエントリーとして捉えていただけると幸いです。とはいえ堂々と。

本題に入る前に、ちゃんと僕の立ち位置を明確にしておくと、僕は新卒で今の会社に入社し、未だ一度の転職もなく現在に至ります。外部の方々とお仕事をご一緒させていただく機会には恵まれていますが、それでも実際に「転職」や「独立」や「起業」という行動を起こしていないので、そんなに偉そうには言えません。

外部の諸先輩方からは「そろそろ次のフェーズに行くべきなんじゃないか」とありがたいアドバイス頂くこともしばしばですが、個人的にはまだいまの会社でやり切れていないし、少なくてもジブンがいた痕跡を残せるくらいまでやってから考えたいと思っています。もちろん、ジブンの賞味期限も意識しながら。

したがって、すでに「会社を辞めた」経験のある方から見れば・・・な部分もあるかもしれません。が、一旦そういう中にいる人、としての現在を、と。

そんなこんなで「面白い人ほど会社を辞めていく」なんてこたない、3つの理由、です。

※ちなみに前提として、会社に残る面白い人もいますし、面白い人が辞めることもあります。つまらない人(どういう定義かアレだけど)が辞めることもありますし、残るパターンもあると思います。また「面白い人」の定義がちょっとわからんのですが、一旦「デキる人」くらいのイメージで進めます。そこを前提として、以下。

 1. 情報統制

僕が今いる環境は比較的ゆるいルールで、ありがたい事に比較的自由に発言できていると思ってます(それが良いか悪いかは別にして)。が、確かに色々気を使うこともありますし、Tweetしかけて「あ、やっぱやめとこ」と思うこともしばしば。いわゆる「ポイズン現象※」は多々あります。

※ポイズン現象とは:反町隆史氏のヒット曲「Poison」の歌詞中に出てくる「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン」から、「言いたいことを言えない世の中」を感じた状況を指して言う現象。

ただコレって隣の芝生はなんとやら、でいつまでたってもついてくる問題なんじゃねーか、と。僕と比較して、もっと自由な方もたくさんいますし、もっと窮屈な思いをしている方もいらっしゃいます。要は程度問題、で社会人である限り一定の縛りは存在しますし、会社を辞めたところでそのルールから外れればただの不適合者です。

不自由さ、は、社会と断絶された個人、という架空の存在でなければどこまでも付きまとうものだと思いますし、それとどう暮らしていくか、ということを考えるのが現実的で建設的な気がします。いわゆる面白い人、はコレに気づくと思いますし、だからそれだけではきっと辞めないと思います。

2. 時間・場所に縛られる苦痛

毎朝9時に出社し、定時まで働くのは確かに苦痛だと思います。ROWEの考え方も、非常に理解できる。前回の記事にも書いたとおり、僕もデスクにいないタイプなので「なんで9時出社しなきゃあかんのじゃ!」と思うこともしばしば。

一方で、2点。一つは意外とオフィスに行けば人がいる、ってのは結構大事。というか、ある特定の場所に行けば特定の人がいる、と言うことは「安心」する、ってのは最近感じるところ。弊社の人事は「安心と挑戦はセット」と言っていますが、まさにそういうベースがあるのはありがたいと思う。そうしたベースで仲間や先輩から色々指摘頂いたり、アイデアを出し合えるのは単純に良いことだ。

2点目。別に会社を辞めなくてもある程度自由度は出せる。もちろんこれは業種、業態、会社によって程度問題はあると思うし、ジブンがある程度自由な環境にいるからこその発言だとも理解して言うが、ある程度はイケる。面白い人、はきっとそういった工夫がデキる人だし、それではたぶん辞めないと思う。

むしろ、それくらいの程度でいいんじゃないかとも思う。逆にそれ以上自由になってしまうと、セキュリティ上の不安が出てくるし。

3. 収入面でも会社にいる理由がない

ここは個人的に実感が湧かないところなんですが、若くしてフリーで生活費をまかなえるくらい稼ぐ、って結構レアな気がします。僕の知っている方で独立してフリーで活動している方は、大体40前後〜という年代で、今まで培った経験や能力、人のつながりによって活躍していらっしゃる、というイメージが強い。

逆に、若くしてフリーとしてやっている方で、ある程度以上やれている人間はそんなに多くない。実際、僕の友人で独立してなんともならないくなり再就職した人間も複数人知っているし。ソーシャルメディアの登場でその可能性が出てきた、というのも分かるんですが、一方でソーシャルメディアを活用してそういう人間が増えると、おそらく全体のパイが減っていくので、生活費もままならなくなる、みたいなことも、想定できます。

また個人的には「生活費を賄える」くらいで終わりたくないので、たとえ独立しても激烈に稼げるように頑張りたいと思います。

 

と、ここまで書いてきて、ちょっと揚げ足取りっぽくなってしまったことを反省。やっぱり元エントリーに対するコメント記事は卑怯ですね、ごめんなさい。

ただちょっと個人的には違うなーと思ったので、ちょこちょこっと書いてみました。面白い人は大きな会社でも大いに頑張ってますし、優秀な人間の転職なんてのは別に今に限ったことではない、と思います。学ぶべき時は学び、感謝し、タイミングが来たら次のフェーズへ。それはソーシャルがなんだろうが、変わらないことなんじゃないかなー、と思います。

以上、29歳まであと1ヶ月、渡邊大介でございました。




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